おもにHPV(ヒト・パピローマウィルス)6,11型感染でひきおこされる外陰部~膣粘膜にできる疣贅(イボ)のことです。
あまり症状がありませんが、不定期に突然かゆくなったりすることがあります。
ときに多発し、癒合し鶏冠状の大きな腫瘤を形成します。
治療としては炭酸ガスレーザー蒸散法が最もよい適応になりますが、あまりに多発している時やその局在位置により外用剤(ベセルナクリーム)による治療をおすすめすることがあります。
また分娩時に産道に多発している場合には新生児に感染して問題になることがあり、妊娠中のレーザー治療や帝王切開術を選択することもあります。