女性は一生の間に初潮、妊娠分娩、閉経と3つの大きなホルモン環境が激変する時期を経験します。
特に閉経期では今まであった女性ホルモンが急に消失するために身体が適応障害を起こし様々な症状が現れやすいのです。要は更年期に突入した時にいかにソフトランディングさせるかが大事だと考えます。
一方更年期障害と同時期から発症しやすい骨粗鬆症や高脂血症は当初自覚症状が出にくいため見逃されてしまいがちです。これらの疾患は循環器疾患や骨折等を引き起こし、老年期女性の寿命やQOL(生活の質)を左右します。
当診療所ではホルモン補充療法、漢方療法、食品代替療法(エクオール)、各種対症療法他を組み合わせ、閉経後女性の症状・全身状態にあわせたオーダーメード治療を行います。