専門性を生かした診療コンテンツ
バルトリン腺嚢腫でお悩みの方
バルトリン腺嚢腫(膿瘍)レーザー開窓術
本来のバルトリン腺開口部の近くに新たな開口部を形成して分泌物の詰まりを改善させる機能温存根治手術です。当院ではレーザーを用いた開窓術を行っております。この手術によるバルトリン腺嚢腫(膿瘍)治癒率は81%(※)です。
※令和6年4月現在、手術を受けた患者様は480名です。
メリット
- レーザーを用いることにより痛みや出血がほとんどなく、縫合も必要ない。
- 抜糸の必要がないので毎日通院する必要がなく遠方来院でもOK。
- 局所麻酔を用い短時間で終了。(15~30分)
- 腫れによる痛みが術後消失するので楽になる。
- バルトリン腺の機能を残すことができる。
- 保険診療で日帰り外来手術のため余計なコストがかからない。
バルトリン腺嚢腫レーザー開窓術の適応
- 嚢腫径が3cm以上あること
- 嚢胞が単胞性(ひとつの袋)であること
- 悪性でないこと
- 原則として予定手術であること
レーザー開窓術手術を希望される方へ
- 手術に適するかどうか判断するため事前に診察が必要です。
- 手術はバルトリン腺がある程度腫れていて炎症のない状態で行うのがベストです。
- バルトリン腺膿瘍の場合、痛みが急に強くなり、急いで腫瘤の減圧処置が必要なことがあります。その場合、原則として切開排膿術となりますが、状況により緊急開窓術が可能な時もあります。手術準備の都合上、午前中にご連絡ください。