日本の乳がんは増加傾向にありますが、世界的にみると死亡・罹患率もまだ低率です。
しかしリスク因子として遺伝的背景に加え、生活習慣やライフスタイルの西洋化が影響して若年層を中心に増えています。
とくに以下のハイリスク群の方は乳がん検診が望まれます。
40歳以降では触診+マンモグラフィー併用検診がよいでしょう。
一方、20~40歳の比較的若年層に対してはX線被爆のない超音波検査がQOLの面からも推奨されます。
当院では触診と乳腺専用の超音波検査を用いた乳がんスクリーニングを行っています。