子宮の入り口をソフトな器具で擦過し細胞を採取し検査します。子宮頸がんのスクリーニング検査の一つです。
子宮頸がんの原因と考えられているHPVの中で特にがんとの関わりが高いとされるハイリスクHPVに感染しているかどうかがわかります。細胞診との併用により理想的なスクリーニング検査となります。
子宮の中に細い管を入れて子宮内膜の細胞を採取して検査します。
出産経験など個人差はありますが多少の痛みを伴うことがあります。
子宮体がんは閉経前後に多く発症します。
閉経前後の不正出血で生理不順、高齢未産婦、肥満、糖尿病、他臓器がんの既往、家族性にがんが多発している家系の方は子宮体がんのリスクが高いといえますので是非検査をうけるべきです。
子宮体がんをみつけるためには子宮内膜細胞診か子宮内膜組織診が必要です。
ただこの検査は子宮の奥にある内膜を採取する器具を子宮内に挿入するときに痛みを感じやすいのです。そのためか悪いうわさを聞いて初めから体がん検査をためらうご婦人もいらっしゃいます。
当院では痛みを感じさせないような工夫をしておりますので心配せずに受けてみてください。
お腹の上からあるいは腟の中に器械を挿入して子宮や卵巣の状態を評価します。
内診では見逃しやすい小さな筋腫、卵巣腫瘍、子宮内膜症病変の検出にとても役立ちます。
悪性卵巣腫瘍に対して最も感受性の高い腫瘍マーカーで採血により検査します。
主として上皮性卵巣がん、子宮内膜症のスクリーニングとして有用です。
詳しくは「乳がん検診について」をご覧下さい。
内診の際、腟分泌物を採取して検査します。
腟内が健常かどうか、病原性のある菌が存在するかどうかがわかります。
子宮頸管内のから綿棒で検体を採取しDNA検査で性病であるクラミジアの存在を検出します。
感染したまま放置すると不妊症の原因になります。
性交渉がありかつ継続的なおりものがある場合行っておきたい検査です。
黄色いおりものが特徴的で放置すれば不妊症となります。
クラミジアと同じ検体で検査が可能です。
末梢血を採血で採取し血液の状態を評価します。
婦人科では過多月経や過長月経などで貧血になっているケースがあり、ヘモグロビンの量をみて貧血の程度を調べます。
血清中のTPHAという梅毒特有の抗原を計測して梅毒感染があるかどうか判定します。
血中のエイズの抗原/抗体を計測しエイズウィルス感染があるかどうか判定します。
TEL:03-3793-1997 もしくは TEL:03-6303-0530
月~土 午前 9:30~12:30(木・土のみ13:30まで)
月~水、金 午後 15:00~18:30
第2・4土曜日 9:30~13:30
担当:田中 京子
上記以外の曜日は男性医師になります。
担当:田中 淳
午前 9:30~12:30(土のみ13:30まで) / 午後 15:00~18:30